根井哲学講座 根井康之の哲学講義
2012年からの論文です。第6回は2013年の最も新しい論文です。第9回まで続く予定です。
『東西思想の超克――現代の課題――』 (1983年刊) で取り扱った主題を、『絶対無の哲学――西田哲学の継承と体系化――』 (2005年刊) 『創造的生命の形而上学――近代科学技術文明の超克――』 (2007年刊) の哲学・形而上学体系に踏まえて再説するための第一次稿です。
ミレトスの自然学とエレアの存在論・プラトン・アリストテレス・ウパニシャッド・釈迦・殷周革命と天の思想・孔子・老子・荘子
プロティノスの形而上学・華厳の形而上学
キリスト教―イエスの宗教・パウロの神学・ヨハネの神学 大乗仏教―龍樹の中観哲学・世親の唯識哲学
アウグスティヌス・中国華厳・天台
トマス・アクィナス・朱子・王陽明
マイスター・エックハルト・道元・親鸞 ・イスラーム哲学
2011年の論文です。
――ハイデガー、道元、親鸞、マイスター・エックハルト――
以下は、2007年に刊行した『創造的生命の形而上学』以降に執筆した論文です。
世界思想史における西田哲学の位置と意義
東西の形而上学の統合による「世界哲学」としての絶対無の形而上学の形成
それを全人類一人ひとりがわがものとして獲得し、<本来的自己>を実現しなければならない
1979年〜2007年に刊行した著作です。各著作の内容を紹介し、目次を掲載しました。小見出しのある本は、それも載せています。
すべての著作の中で、「入門編」ともいえるのは『知の転回』上・下です。ベーシックな知の枠組みを提示しています。